日付 | 時間 | 内容 |
5/17 | 07:15 | わずか20センチほどの段差を足を滑らせて右足を骨折。後で解った事だがねじる力が働くとわずかな力で骨折するらしい。 |
07:45 | 救急車到着。添え木処置を依頼して市立四日市病院に搬送される。 | |
08:15 | レントゲン検査、CT検査の結果、右足脛骨、腓骨が完全に折れていて、右足首にヒビが入っているとの事で緊急手術決定。 骨折の場合500ccから1000ccの血液が流れるために失血死もありうるとの説明を受ける。 手術同意書、輸血・血液製剤等の同意書にサインして、プレートが準備できないためにプレート手術は後日の説明を受ける。 |
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17:30 | 約1時間遅れで背中に部分麻酔を受け、上記写真の牽引器具と腓骨、足首のボルト装着の緊急手術を受ける。 この間意識があるのでやっている事が見えてはいないけど大体想像がつく。輸血・血液製剤は未使用。 |
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19:00 | 緊急手術終了。麻酔が切れる夜中に痛みがあったが翌日から車いすに乗れる状態になる。 | |
5/24 | 14:50 | プレート挿入手術を1時間30分程予定より早く牽引器具取り外し、プレート挿入手術を開始。 背中に部分麻酔を受け輸血・血液製剤無しで手術を行う。両足を高く上げられているので結構しんどい格好でした。 |
18:30 | 手術終了。夜中に激痛があり座薬を入れてもらうも熟睡できない。 | |
5/26 | 尿を出すために挿入していたチューブが緊急手術から再手術まで挿入されていたために、膀胱炎の感染症で40度の熱が出る。 | |
5/27 | 高熱は38度から39度で続く。 | |
5/28 | 熱が下がったので最初のリハビリを受ける。 翌日から平日は毎日リハビリを受ける事になるが体の自由が利かないことに結構いらだつ。 |
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6/8 | 10:00 | 退院。事前に退院後の事を何も聞いていない状態での退院でリハビリの先生の今後のリハビリスケジュールを決めるのもこの時だった。 自宅での生活は思った以上に苦労している。 |
6/12 | 09:00 | 退院後の最初のリハビリ。 松葉杖での移動が病院玄関、リハビリ受付、リハビリセンター、膝と足首のリハビリ、リハビリ受付、病院玄関まで約1キロ疲れました。 |
6/18 | 11:00 | 退院後の最初の通院とリハビリとレントゲン撮影。 完治まで手術後3ヶ月掛かる予定です。診察といっても傷口を見てレントゲン撮影の説明だけ。 |
6/26 | 09:00 | リハビリ。右足に20キロの負荷まで許可される。 |
7/3 | 09:00 | リハビリ。右足に30キロの負荷まで許可される。 |
7/10 | 09:00 | リハビリ。右足に40キロの負荷まで許可される。 右足に体重の半分を掛けれるので階段を昇る練習もできた。 |
7/17 | 09:00 | リハビリ.。右足に50キロの負荷まで許可される。 松葉杖片方だけで歩く練習をした。 |
7/24 | 09:00 | リハビリ、レントゲン撮影、診察。右足に全体重の負荷まで許可された。 松葉杖から普通の杖になった。ロードバイクの練習もそろそろ始めないといけない。 |
7/31 | 09:00 | リハビリ。右足に全体重を掛けるとまだ痛い。 |
8/7 | 09:00 | リハビリ。今日初めてロードバイクでリハビリに行った。 片道2キロの病院までの距離が右足痛くないのに往復1キロのコンビニまでの歩きが右足が痛い>< |
8/14 | 09:00 | リハビリ。今日は朝から夕立があり電車で四日市まで行ってその後歩いて病院まで行った。 労災の休業補償が軽作業が出来るまでとなっているそうですが、軽作業が無いときは担当医の判断で休業補償をできると私立病院の労災担当者から確認できた。一安心しました。 |
8/21 | 09:00 | リハビリ。右足の甲の腫れが中々治まらない。もう20キロぐらいの荷物を持って階段を上り下り出来るらしいが走れるようになるには体重の三倍の力に耐えれるようにならないといけないらしいです。 |
8/27 | 10:30 | レントゲン撮影、診察。膝の出っ張りはボルトのせいだとわかる。膝をついてはいけないそうです。 |
9/4 | 09:00 | リハビリ。まだまだ右足に大きな負荷は掛けれないけど足の指を動かして蹴る動きをやらないと足の甲の腫れが引かないらしい。 |
9/11 | 09:00 | リハビリ。今日から両足を普通に同じように歩く練習を始めました。折れた右足をかばう為にどうしても右足をつく時間が短くなる。 |
9/18 | 09:00 | リハビリ。右足の甲の腫れがだいぶ引いてきた。電動ウォーカーで歩く訓練の効果が出てきたのだろうか? |
9/25 | 09:00 | リハビリ。最後のリハビリが終わったが、これから自分でのリハビリになるから大変です。 |
10/27 | 11:00 | レントゲン撮影、診察。骨はくっついているので走る許可は下りたが痛くて簡単には走れそうにない。 |
12/17 | 11:00 | レントゲン撮影、診察。走る練習をしたいが寒くて足が痛くて中々練習ができない。 |
2/20 | 労災休業補償が打ち切りになる>< 私立病院の軽作業の労働が可能などという診断書を労働基準監督署に提出したためで、無収入状態を解消するためには離職して失業保険を貰うしか方法がない>< 再就職には今の足の状態では不可能に近く収入を維持するためにはどうしたものだろうか>< |
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5/13 | 9:00 | レントゲン撮影、診察。最終的に右足は完全には治らず、足の甲の腫れとツッパリ感が残り、ボルトとプレートの性か足首と膝が曲がりにくい後遺症が残ることとなる。 後遺症についての対策は主治医から指示が無く、取りあえず足を鍛えて少しでも仕事のできる状態になるようにする予定。 仕事探しは相当苦労するだろうがこの足の状態で仕事探しをしていくしかないだろう。 |
平成26年 6月23日 |
足の甲の腫れや痛みを緩和するためにスポーツ整形外科に通い始める。 右足全体のエアーマッサージ、足首の温め治療、足首のレーザー治療を受け始めた結果、足の甲の腫れや痛みが徐々にではあるが緩和され始めた。毎日通う事で確実に回復傾向にあるので今後も通院していきます。 |
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牽引器具を付けた右足。骨に直接固定されているので痛い。
骨折時の対応
1.本人が骨折を訴えている場合、骨折が疑われる場合にはその場を動かさないで添え木を施すか、救急車の到着を待って対応する事。
特に怪我人が子供の場合は骨折か捻挫かの判断が難しいので必ず救急車の到着を待つ事。
むやみに動かすと骨折による出血が外傷が無くても500ccから1000ccあるので場合によっては失血死を起こす可能性があるからである。
2.救急車が到着するまでの患者の姿勢は出来るだけ骨折箇所を心臓より高い位置にしておくとよい。
これは、骨折箇所が腫れ上がるのを防ぐ効果があるので入院後も常にこの姿勢で安静にしなければいけない。
また、添え木になるものがあった場合には、骨折箇所を固定する必要がある。添え木がない場合には骨折箇所を出来るだけ動かさない様にする。
これは骨折により周りの筋肉や血管を傷付ける可能性があるからである。
3.救急車到着後は骨折箇所を固定器具で固定してもらってから救急車に搬送されること。
救急車に搬送されるとき、事前に血液型、持病の薬等が解っていれば救急車の担当者に連絡する。
救急車には1名の同乗者が許されるので各連絡先の調整に同乗してもらうこと。
4.同乗者に患者の家族に連絡してもらい、入院準備や持病の薬、保険証等を持って来て貰う様にする。
連絡先は出来るだけ多くの連絡先を事前に連絡しておくとよい。最低1箇所は絶対に連絡できるようにするとよい。
特に見慣れない連絡先からの電話に出ない方がいるので絶対に電話を取る連絡先を一つは準備しておくこと。
5.病院に搬送されるとレントゲン撮影やCTスキャンを行って骨折箇所の特定を行う。
ここで骨折が確定すると骨折箇所をボルトで留める緊急手術が行われる事になる。
緊急手術を行う場合には家族の待機が必要になるのでこれまでに必ず家族に来てもらう必要がある。
6.緊急手術が決まると形成外科の担当医が骨折箇所の説明、緊急手術の内容、手術・輸血・血液製剤等の同意書にサインすることになる。
患者が成人の場合には本人のサインでいいが、未成人の場合には家族の同意書のサインが必要になる。
7.緊急手術ではボルト固定の他、プレート固定手術も必要になる時があるが、プレートの準備等のために再手術が必要になることもある。
緊急手術までは手術室の順番待ちもあるので相当の時間が掛かることになる。この間は痛み止め等で手術までの時間を待つ事になる。
当然、この間は大便、小便は処置室でする事になるが僕の場合には尿道にチューブが入らず便器で行うことになる。
アドレナリンの関係で小便が何度もしたくなるらしい。
8.緊急手術はボルト固定手術とプレート挿入の再手術までの牽引器具を付ける手術を行うこととなる。
まず、背中に局所麻酔を打たれて意識のある状態で手術することになった。
この間に尿道にチューブを挿入されて再手術完了後までチューブを1週間挿入されたままになる。この間に血尿が何度も出たので、
許されるなら再手術まで時間があるならば早い段階でチューブを抜いてもらうと膀胱炎などの感染症を防ぐことができると思う。
9.再手術までは牽引器具を付けたままの生活となるがこれが結構重くて動きづらいし、結構出血するので貧血のある人は事前に伝えておく必要がある。
当然、この間に血液検査が何度もあるので貧血気味の人は尚更注意が必要です。
10.再手術の時は輸血などがある可能性があるので手の甲からの点滴となる。
プレート挿入の再手術は3時間30分の手術で背中からの局所麻酔になるのでかなりしんどい体勢での手術となった。
両足をかなり上にあげて両足でひし形になる形で3時間30分はしんどいばかりでなく意識があるのでかなりきつい手術となった。
結局、輸血も血液製剤も使わずに手術は終了する。
11.手術4日後にリハビリを開始する。僕の場合には膝と足首が曲がりにくくなっているので、筋力トレーニングと曲げる訓練のリハビリとなった。
12.手術8日後退院して通院でのリハビリと再診となった。
手術後3ヶ月で完治であるが今の時点ではかなり不安である。
13.完治3ヶ月は正確な表現でなく杖を突きながらでも歩ける軽作業ができるまで3ヶ月ということらしい。
普通に歩けるようになるまで6ヶ月で走れるようになるまで8ヶ月は掛かるとのこと。完治までは1年は掛かるそうです。
膝の出っ張りはボルトのせいで膝をつかないようにとの注意を受けるがいまさら言われることなのだろうか?