が～でぃあんHearts

角川書店　月刊少年エース連載　天津冴作　既巻7巻

「SF美少女」と銘打ってありますが、簡単に言うとハーレムものです。「SF」ということで登場人物には宇宙人が多く、ほかにも多くの部族が登場します。

「が～でぃあんHearts」と言うは宇宙から地球の平和を守るためにやってきた正義の味方のことで、ヒロインのひながこれに変身します。ヒーロー物の場合正体がばれてはいけないのですが、雛は地球到着後に周りを確認せず変身をといてしまったので、正体ばれまで0.3秒という最短記録を樹立してしまいます。バレるのは最終回とかなのですが、が～でぃあんHeartsの決まりはいい加減のようで、家族や見せ場ならバレてもいいようです。

変身後は雰囲気や外見がかなり変わります。変身ヒロインの場合変身後も外見はほとんど変わらないのですが、髪形やその色、さらに体型まで変わっています。ひなは体が大きくなり、チェルシーは小さくなります。ただし真夜はほとんど着替えるだけです

変身シーンは光るだけではハデものはなく、物足りない感じがあります。正体もほとんど自分からばらすことが多く、ひな・チェルシーは変身が解けたところを見られ、真夜・琴乃は疑われたときにほとんど自分でしゃべっています。くるすにいたっては、自分から正体をばらしています。

この作品には多くのパロディーが登場しています。たまに元がわからないこともあるので、結構詳しくないと楽しめないところがあります。また、ヒロインはひななのですが、全体的に真夜が目立っています。通常は全キャラ均等にエピソードがあるのですが、サブキャラの中で真夜が特に目立っているのは、おそらく作者のお気に入りだからでしょう。最近は人気投票でひなを上回るまでになっています。

この作品には多くのパロディーが登場しています。たまに元がわからないこともあるので、結構詳しくないと楽しめないところがあります。また、ヒロインはひななのですが、全体的に真夜が目立っています。通常は全キャラ均等にエピソードがあるのですが、サブキャラの中で真夜が特に目立っているのは、おそらく作者のお気に入りだからでしょう。最近は人気投票でひなを上回るまでになっています。

ひな	当作品のヒロイン。光の国からやってきた正義の味方で、オチこぼれのため地球での成功が最後のチャンスだったのだが、来たとたんに正体がばれてしまったまぬけ。その後は正体がばれたことを隠して活動を続けていたが、ソウド偏のときに全員にばれてしまった。どうもかっこよくばらせばそれでよかったよう。変身すると体全体が大きくなり、胸も大きくなる。しかしお約束の変身シーンはなく、一瞬光ったと思ったら変身しているか、ほとんどの場合は一度引っ込んで変身して再登場するのでつまらない。止めないと倒れるまで暴走し続けてしまう。指令の会った犯罪者を問答無用で逮捕しようとするが、和也に邪魔されて逮捕できずにいる。がぁーつのスーツはかなり丈夫にできており、後に2段変身している。和也と同じ部屋に住んでいて、和也がほかの女の子といるとやきもちを焼いたり攻撃したりする。
大葉真夜	葉斬りの里の忍者。変身しても能力は変わらない。忍者道具を和也に見つかり、その後はほとんど自分で正体をしゃべった。里を裏切って抜け忍なった。裏切ったわりには一族の掟に厳しく、和也に掟を押し付けようとすることがある。最初は和也を毛嫌いしていたが、助けられた後は徐々に懐柔していき好意を持つようになっていく。抜け忍は死罪と決まっており追っ手がかかるのだが、本気で捕らえる気があるのかわからないような追っ手しか来ない。また、作者のお気に入りのせいか登場数も多く、メインの回も多い。人気投票でもヒロインのひなを上回るまでになっている。ほかの人物と違いれっきとした地球人である。料理が得意。
くるす	レスランシュ星から来た制服ドロ。自分から和也に正体をばらした。同じ服を百着集めるとその服の特性の力が手に入る。一流の人間が使っていた服だと一着で百着分の力がある。百着百種類集めるとすごい力が手に入るらしいが、どんな力かはわかっていない。盗むときはキャッ○カードを残すことがある。第2話で登場したわりには登場回数が少なく、登場しても影が薄く目立たない。そのことを作外で悩んでいることがあるが、なぜか人気は高い。
チェルシー・フォークル	リルト星の皇女。変身が解けてしまったところを和也に見られている。自分で結婚相手を見つけると親の決めた相手と結婚しなければならないため、結婚相手を探しに来た。転校初日に和也とぶつかったというベタな方法で登場した。性格からすると待ち伏せして体当たりしたのかとも思えるが、和也に一目ぼれしてアピールし続けている。そのためいつもひなとケンカしており、ひなにとっても一番のケンカ相手になっている。変身後はフォルテという魔法少女になり、体も縮む。魔法はせいぜい空き缶をぶつけるくらいしかできず、しかも数分しか変身できないため力は弱いようである。くるすとは逆に、登場数が多く、目立つわりには人気は低い。
蓼科琴	カルティー星巫女。式神を使え、そのため正体がばれた。地球に来たのは姉の指示。何度も行き倒れて拾われているうちに住み着いた。どんなものでもよく食べ、最初はヒナのご飯を食べて泣かれていた。名前を聞かれたとき琴乃とごまかしたため、普段は琴乃で通っている。普段は食べて寝るだけというペットのような生活をしている。言われたことをそのまま信じてしまう性格で、姉にだまされていても気づかない。修行の結果スーパーサ○ヤ人化するようになった。
デイジィ	チェルシーの使い魔。一応猫らしい。しかしチェルシーにはまったくなつかないばかりか嫌っている。母さんが猫だといって拾ってきてペットになった。本来は魔力を供給して主人を助けるのだが、逆に魔力を吸い取っている。そのためチェルシーはデイジィにはかなわない。往年のヤクザのような性格で、まだ6歳であるにもかかわらず何かと昔話をしたがる。ドスやチャカを持ち出すことが多々あり、近所の猫の親分のような存在になっている。作品のマスコットのような存在で、司会進行をすることがある。
渡和也	一応主人公。平凡な学生だったがひなが来てからは宇宙人の下宿人が増えていき、徐々に非日常になっていった。回りは女性ばかりのわりには普段も動揺も少なく、ひなとも同じ部屋に暮らしている。彼自身がぁーつやソウドに変身し、宇宙人化していった。本来は女性しかなれないのだが、双子の妹の魂で変身できる。妹は生まれる前に消えた様子だが、ミッシングツインといってよくあることで、二人とも生まれてくるほうが珍しい。実は財閥の御曹司である。
渡サキ	和也の母親で家主。下宿人全員の母親のような存在。面白ければいいようで、デイジィといっしょに息子をおとしめようとする。豪快な性格で、昔はスケバンだったよう。ちょっとのことではどうじず、全員が宇宙人だということも知っていたらしい。職業不明でいつも家にいるように見えるが、家を増築したり下宿人全員の面倒を見るような資金力がある。死んだ旦那が金持ちだったようなので、そこから援助が出ているのかもしれない。
紅葉綾	葉斬りの里の忍者。真夜とは幼馴染で、共に修行した仲。真夜を捕らえるために追ってきたのだが、真夜を後押しするようになって渡家の屋根裏に住み着いている。典型的なドジッ娘で早合点も得意であり、忍者には向いていない。いつも真っ赤な服を着ているので、忍び込んだら真っ先に見つかりそう。
ポワワ	渡家ペット2号。普段は鳥の姿をしており、丸焼きにしたらおいしそう。シャインバードというがぁーつの力の源となる生物で、和也と合体してがぁーつになる。力を与えてがぁーつに変身させるが、逆に力を吸い取ることもできる。女の子に変身でき、このときはポーという名前になる。名前は応募で決めた。
皐月姫	財閥の令嬢で和也の婚約者。婚約は祖父同士が決めたが、当人同士でも幼いころに約束しており、姫はずっと和也が好きだった。しかし和也はそのことを完全に忘れており、姫のこともすぐには気づかなかった。ほかにも和也はいろいろ忘れており、ずっと待っていた姫は怒っている。バニシングスノーという銃をいつも足につけており、当たったものは消滅してしまう。元は葉斬りの里にあったらしい。最初は返送するために肌を黒く塗っていたが、その後もなぜか黒く塗ったままである。
鏡円	皐月家メイド。今は姫に付きっ切りで、最初は入れ替わっていた。ほかにも姫の面倒をいろいろ見ており、なだめたりもしている。
蓼科音	琴乃の姉。たまに来て妹に無理難題を出して帰っていく。普段から妹をいいように使っており、寄生虫を仕掛けたことがある。巫女としての力はかなりのもので、迫力がある。温泉好きで来るたびに観光していく。
レン	ひなの先輩。普段は音声で指令を出しているが、たまに抜き打ちでひなをテストしに来る。

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