バスケ漫画の王道
■■■ スラムダンク ■■■
集英社 週刊少年ジャンプ 全31巻

かつて、ジャンプが黄金時代と呼ばれたころ3本柱と呼ばれた作品のひとつです。

バスケ漫画は当たらないといわれていた予想を覆して大ヒットを記録し、これ以降バスケ版漫画が乱立することになるがこの作品以上のものは結局(今のところは)生まれていません。

バスケは初心者だが運動能力は人並みはずれている主人公、桜木花道がバスケ部キャプテンの妹である赤木晴子にほれ、彼女の気を引くためにバスケ部に入部するところから話は始まります。

最初は基礎練習ばかり名事がいやになり、逃げ出したこともあったが徐々にバスケットにはまっていき、やがてチームは彼抜きでは成り立たないよな重要人物へと成長していきます。持ち前の運動神経と大きな体を生かして少しずつバスケットがうまくなってそのいく姿は、最初から一流選手だったり、「才能」の一言でかたづけてほとんど練習シーンなんか出てこないのに優勝してしまうような最近の漫画では見られないものです。「天才」が気に入らない凡人にはおすすめの作品です。(3ヶ月でうまくなってしまうのも天才とも言えるが・・・)

彼は終始「俺は天才!」と主張し続けています。この何の根拠もない自信は多くの人をと惑わせていますが、スポーツに限らず自信をつけることは実力を発揮する上で重要なことなので、これも運動能力に並ぶ彼の成長の早さの秘密なのでしょう。

彼のうまさのひとつに異様なジャンプ力があります。これにより連続でジャンプすることですべてのシュートコースをふさいでしまう「フンフンディフェンス」などを可能にしています。この技は現実的ではありませんが、ほかにもフェイントに引っかかってしまっても2度連続で飛んでカバーしたり、先に飛んでも長い滞空時間でブロックしたりということも可能にしています。

この作品の名言に三井寿の「バスケがしたいです」というのがありますが、私はあまり名言とは思えません
三井は中学ではMVPを取るほどの名選手で高校でも有望視されていたのですが、怪我が原因で高校のデビュー戦に出られませんでした。このことでバスケットをしなくなってしまいます。3年生最後の試合だったというのならともかく、1年生の最初の試合背来年も再来年もあるのにぐれるというのが納得いきません。こんなことで2年間もすねていたならバカとしか言いようがありません。

この作品でバスケットにあこがれるものがかなり増えました。私も小学生のころ「桜木シュート」といってまねしていました。しかしいまだに日本ではバスケットはメジャーではありません。学校の体育やレクリェーションでは定番なのですが・・・

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