10月15日 (水)  新聞放送会館前に「犯行声明文」 / 公明のポスター破られる

<徳島の連続ビル爆破>新聞放送会館前に「犯行声明文」
10月15日18時4分配信 毎日新聞

 徳島市内で13日未明に創価学会徳島文化会館と三木国際交流センタービルであった連続爆破事件で、「犯行声明文」と書かれた文書が15日早朝、同市内にある、四国放送や徳島新聞社が入った新聞放送会館前で見つかった。

 調べでは、A4サイズの白い紙を封筒状に折り、その中に、フェルトペンのようなもので創価学会と中国への批判などを書いたA4サイズの文書1枚が入っていた。最後に「民族義勇軍 山雄」と書かれていた。午前5時10分ごろ、四国放送の関連会社社員が機材搬出のため正面玄関ドアを開けた際に見つけた。

 また、爆破事件で、爆発物がともに建物に侵入せずに入り口ドアの取っ手に立てかけるように置かれた可能性が高いことが県警捜査本部の調べで分かった。使われた火薬も同種だったという。【向畑泰司、井上卓也】

<ヤフーニュースより>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081015-00000019-maiall-soci


<徳島の連続ビル爆破>「朝方乾いた爆発音」 不安募る付近住民 先月末から公明のポスター破られる 塗りつぶしも
10月15日18時21分配信 毎日新聞


 ◇施設職員「心当たりなく」

 13日から14日にかけて、「創価学会徳島文化会館」(徳島市南沖洲5)と「三木国際交流センタービル」(同市南内町1)で相次ぎ発覚した爆発物による建造物損壊事件。市街地を突然襲った蛮行に、付近住民は一様に不安を募らせた。【向畑泰司、井上卓也】

 創価学会では、ドアガラスにこぶし大の穴が2カ所開いているほか、アルミ製のドア枠がへこみ、軒先の蛍光灯などが壊れていた。12日午後11時ごろに職員が帰宅した後は無人だった。付近のコンビニ店長(48)は「朝方の4時半ごろにパーンという乾いた音がした」と振り返る。

 センタービルでは2階から4階へ通じる階段の入り口のドアガラスが破損し、天井にも破片らしきものが刺さっていた。鑑識の結果、現場からは硝煙反応が検出されている。センタービルでは12日午前10時ごろに職員が帰宅して以降は人の出入りはなかったという。

 第一発見者の男性は「周囲には焼けた黒いビニールテープのようなものがあり、爆弾ではないかと思った。心当たりはなく驚いている」と困惑した様子。

 近くの飲食店経営の男性(52)は「13日午前1時半から2時ごろに、車が追突するような音が聞こえた気がする」と話す。この店に勤める親せきの女性(27)も同様の音を聞いていたという。また、センタービルに入っている県日中友好協会の40歳代の女性スタッフは「理由に何も心当たりがなく、皆とまどっている」と不安げな様子で現場ビルを後にした。

 ◇先月末からポスター破られる 公明の12枚、塗りつぶしも

 創価学会を支持母体とする公明党の政党ポスターが先月末から今月上旬にかけて、破られたり、持ち去られるなどの被害に遭っていたことが分かった。

 党関係者によると、9月28日から10月4日にかけて、路上に掲示している政党ポスター計12枚がカッターで切られたり、黒いスプレーで塗りつぶされるなどされた。ほとんど徳島市の福島、住吉など限られた地域で、今回の創価学会徳島文化会館の近くという。党県本部は7日、徳島東署に被害届を提出している。【向畑泰司】

<ヤフーニュースより>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081015-00000024-maiall-soci