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無謀ともいえる戦いに挑んだ、サムライ達の記録・・・

平成14年度三重県青少年健全育成協働・連携促進事業 トムソーヤ大作戦に関する報告
特定非営利活動法人体験ひろば☆こどもスペース四日市




1.趣旨 
三世代交流・子育て支援発信の拠点作り。その建築行程を体験事業とした。

2.企画に至った動機

日常の子どもの関りから見えているこどもの発達・成長の現状は憂えるものがあるとまではいわないが、ある程度偏った生活体験・社会体験に起因することもあると思われる。そんな中で多様な体験を提供していく必要性を強く感じる。また、昨年度から始めた長期休暇に行う子どもの居場所事業も、回を重ねる毎に利用者が増えており、子育て支援事業(預かり支援・交流の場あべっくままん)から見えた若い親のニーズに応える為にも、拠点が必要と感じた。地域でも”まちづくり”の観点から、交流の場として拠点が必要と感じている。子どもにとっても三世代の交流は必要である。

3.予想される成果

◆子どもの居場所・成長・発達を助ける体験を日常的なものにできる。

◆こどもとお母さんとお父さんとおばあちゃんとおじいちゃんが、立ち寄りたくなる空間を創ることによって、交流の拠点となる。

◆多くの情報が集まり、また発信することができる。
支援・サポーター・ネットワーク

◆子育て支援事業よりも充実できる。
より広い若い親をサポートできる

◆ダイナミックな体験事業を提供できる。
建築行程を子どもと一緒に体験

◆母親や地域の人々の自己実現の場となる。

4.体験事業組織図

<実行委員会(総勢40名)>
◆コア7名
 →チームリーダー
 →理事長
 →専務理事
◆トムソーヤ大作戦チーム(4人+スタッフ8人)
◆ファンドチーム(6人+スタッフ3人)
◆PRチーム(4人+スタッフ6人)
◆チームN〜建築構想〜(6人+スタッフ1人)
◆総合実務(2人)

5.実績
後援
四日市市・四日市市教育委員会
→トムソーヤ大作戦に対して
委託
第14回三重県青少年健全育成協働連携促進事業
全体会
3回
実行委員会
6回
チーム会議
のべ115回
コア会議 週一回
広報
650(会員・退会者・団体・企業・知己等)
渉外
92(商店・企業・病院・地区センター・市役所・他団体等)
寄付
約300名
出資
17名
印刷物
9種類約5000部
→会員向けアンケート&趣旨説明・一般向け趣旨説明・寄付要請はがき・ミッションパンフ・ポスター・体験事業募集・ボランティア募集・回覧板用・
体験参加者
39家族152名
ボランティア
のべ342名(建築ボランティア・ケータリングボランティア)

◆お世話になった方々
小島氏 (小島組)
諸岡順衛氏 森島一郎氏 (ステージはっぷう)
松木憲司氏 (蒼築舎)
中村雅博氏 (中村瓦店)
浜北氏 (浜北塗装)
広瀬俊治氏 と  39家族・152名の親子+ボランティア のべ342名



◆活動記録 平成14年
日付
イベント
内容
参加人数
3月
海外視察
@ニュージーランド
それほど広くも、立派でもない施設で、お母さん達で自主運営されている「プレイセンター」等ニュージーランドの子育て支援の現状を目の当たりにした理事長と事務局長は、大いに触発され、自分達が立てようとしている建物の具体的なイメージが確立していった。
4/2
第一回実行委員会
(競技事項)新事務所の建設の目的。どんな家をたてるのか。
→この時期にプロジェクト名が「スペース☆プロジェクト」に決定。
実行委員の構成
みんながもっと集まれる事務所を立てたい」という思いから、8年前事務所設立研究部なるものを立ち上げ、土地の価格調べ、近くに建った学童保育所の建設計画聞き取り調査、会員の人材登録をしていた。その後、今の財政事業部に吸収されたが、そのメンバーと常任理事とで構成された。
4/26
第二回実行委員会
チーム(トムソーヤ、ファンド、PR、チームN、総合実務)ごとの見通しを出す。
5/20
第三回実行委員会
このプロジェクトについて広く知ってもらうための動きを検討
行政機関や地元メディア期間に協力要請などの渉外にまわる。平行して行われた助成金申請はことごとく失敗。
5/24
第一回全体会
設計図が決定。
トム・ソーヤ大作戦のボランティア募集のポスターや協力要請パンフを手に笹川、内部、四郷地区の商店を50軒ほどまわる。
→同時に各教育機関への協力申請
5/31
記者会見
協力要請を頼む。
6/1・9・19
新聞掲載
中日・毎日・朝日・伊勢の各新聞にて当プロジェクトに関する記事が掲載される。
6/3
CTY取材
※これ以降体験のときに数多くの取材を受けた。その模様は随時放映された。
6/16
看板設置
建設地に中高生の手によって看板が設置される。
6/21
第四回実行委員会
着工式、トムソーヤ大作戦に向けての打ち合わせと、ボランティア、ケータリングのコーディネート
6/29
地鎮祭・オリエンテーション
普段はやんちゃな子ども達も妙に神妙な面持ち。海山道神社から起こしいただいた神主さんの厳かな祝詞とお辞儀を食い入るように見つめていた。
135名・64名
6/29
ラジオ放送
FMよっかいちにて生放送
7/7
基礎工事&壁土こね体験
基礎工事>初めての現場。全員ヘルメット着用でのぞむ。まずは自己紹介からはじめるが、みんなの声がまだ小さく嫌がって逃げる子も・・・。作業中子どもの鉄筋結束の腕前に感心した職人さんから記念にハッカー(鉄筋結束の道具)をもらう。
壁土こね>「汚れるからイヤ!」といっていた子もいつの間にか膝まで泥の中に。わら入れ、水運び、土踏みの作業は自然に分担されていった。
91名
7/14
天日干しタイル作り体験
タイル作り>現場の土に秘密の原料を配合する。何を入れるか興味津々。このときはまだ屋根もなくブルーシートを日よけにする。ずっと下を向いての作業にもかかわらずすごい集中力で。
81名
7/17
第二回全体会
上棟式に向けてさらなるボランティア募集と屋根瓦にメッセージを書いてもらう呼びかけについて。
7/21
上棟式
建前お菓子まきしました。「こんなんだったぁ」と図面だけではわからなかった建物の全貌が見えて感動する大人の横をお菓子をいっぱい担いだ子どもが走り回る。
77名
7/27・28
荒壁作業体験
指導者の松木さんが病気でダウン。若い職人さんと、2日前にえつりの練習をしていたスタッフのチームワークで切り抜ける。この日、東京から二つの取材が入る。一つはNHKで、もうひとつは、子ども情報誌「るーぶる」。後ほど大きく取り上げられた。
105名
8/3
屋根工事体験
この日は暑さを考えて、いつもより一時間早い朝八時に始まることになった。張り巡らされた足場は絶好の遊び場と化す。足場からの見晴らしは格別で現場に来たら登らずにはいられないのだ。
68名
8/5-11
8/19-23
内装(床と壁)工事体験
指導者はいるけれど、いつもの体験と違って自分で仕事を見つけて動くことにはじめは戸惑う子ども達。ふざけすぎで指導者の諸岡氏に一括される場面も・・・。
のべ120名
8/21
第五回実行委員会
建築(トム・ソーヤ大作戦、ボランティア)の進行状況について。
8/31
9/1
外壁塗装体験(ペンキ塗り)
体験以来はじめての雨で一週間延期となった。足場は遊び場、高所作業もへっちゃら。養生(ペンキが窓などにつかないようにガードする)ペンキも高いところは子どもにおまかせ。ペンキのバケツに飛蝗が飛び込み大騒ぎになる一幕も。
79名
三重県青少年健全育成協働連携促進事業の委託決定!
9/7・8
イタリア磨き、床・柱磨き体験
松木氏が病床より復活。出来上がりはみんなのセンスにかかっている言われどきどき。本番の壁をやる前に松木さんの試験(コテ使い)がある。ダメだしされて自主練習して再び試験に臨んだ子も。
84名
 
テレビ放映
NHK「スタジオパークからこんにちは」の中でこのプロジェクトが紹介される。
9/28
トム・ソーヤ体験者大バーベキュー大会
これまでで最高の参加人数。食の力恐るべし。火起こしに手間取って食べるまでにずいぶん時間が・・・。笹川おやじ倶楽部の伊藤さん(ボランティアで活躍)から借りた焼き鳥機も出て夜店のような雰囲気。内部は未完成で使えないと何度言っても子ども達は中でくつろいでいた。
100名
 
広報掲載
県の「市民活動ニュース」と市の「NPOニュース」んい掲載される
10/11-14
デッキづくり
ボランティアの方々のおかげですばらしいデッキが出来上った。眺めは最高!
10/17
第三回全体会
新スペース完成とオープンハウスにむけてとこれからの事業について。
10/20
バーベキュー炉作り
自宅の庭に炉を作った経験のあるお父さんを指導者に、まずはみんなで耐火煉瓦をバケツリレー。炉を作る場所まで運び、レンガについている汚れを取ることから始まった。
35名
10/24・25
オープンハウス
秋晴れの下、ご近所の皆さんはじめ、地域のみなさんにお披露目の二日間。当日、たくさんの花と木のにおいに包まれて、それは素敵なカフェに大変身。おいしい手作りのお菓子とコーヒーに時のたつのも忘れ、皆さんくつろいでくださた様子。
 
雑誌掲載
以前取材を受けた、子ども情報誌「るーぶる」3号に大特集として掲載される。
11/22・23
スペース☆キャンプ
「自分達が建てた場所に泊まりたい。」―トム・ソーヤ参加者の多くの声で実現したスペース☆キャンプ。晩御飯はカレー。火の番、野菜の準備、飯ごうでの炊飯と作業の分担もスムーズ。調子にノリスぎて材料をきりすぎ、水が入らないほど野菜だらけになり、あわてる。三重大学の学生二人がボランティアとして参戦し、夜はトランプなどで盛り上がる。
43名
12/8
スペースこけら落とし
亀山法男パフォーマンスライブ「法男ひとり旅」&レセプション。大笑いしてしんみり、上品でちょっぴり下品ないろんな要素を持つ音楽をめいっぱい楽しんだライブは、まさにこのスペースのこけら落としにふさわしいものでした。その後開催されたレセプションも盛り上がりをみせました。

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