■■■ HUNTER×HUNTER ■■■
集英社 週刊少年ジャンプ  既巻21巻

ただいま最も休載の多い作品のひとつでしょう。私は本誌では読んでいませんが、単行本の出る遅さだけでも気づいたほどペースの遅い作品です。

この作品のもっとも恐るべきところは、すぐに打ち切りになることで有名な「ジャンプ」誌上において、これだけ休載を続けながらまったく終わる気配のないところでしょう。この作品の人気のほどがうかがえます。

作者は「幽遊白書」が大ヒットした富樫義弘(私はそのころドラゴンボールに夢中だったので最近まで知りませんでしたが・・・)、妻は「セーラームーン」が有名な武内直子です。1巻に少しだけ登場しています。


物語は「ハンター」になろうと主人公のゴンが旅立つところから始まり、さまざまな人やいろんな出来事を経てゴンが成長してゆく話です。ゴンは100年に一度の天才らしく、最近の主人公ではありがちなタイプです。この世界でのハンターは、実在のハンターのようにお宝や賞金首を見つけ出すもののほかにも自然環境の調査員やさまざまな料理を探す者までいろいろいるようです。ハンター試験に合格したものは莫大な金や貴重な情報を手にすることができ、フリーで自由気ままに生きているものも多いようです。試験に履歴書は必要ないらしく、人格・年齢・国籍等も問われません。完全な実力主義で、合格しさえすれば子供やあからさまな殺人者でもハンターになることができます。サトツはよからぬものにライセンスを与えないために試験ができたといっていたような気がしますが・・・

ハンターの腕は格闘術の腕でほとんど決まるらしく、「念」による戦闘が話のメインになっています。念は超能力のようなもので力を何倍にもすることができ、極めればピストルどころかバズーカでも通用しなくなります。そうなると念でしか捕らえることはできないようです。

念の主な特徴は
・ハンターには必要不可欠
・6つの系統がありどこに属するかで覚えやすい能力と覚えにくい能力があるという個人差がある
・念の特質は生まれつきでほぼ決まり、後から変えることは不可能とも言える
・念の強さも才能によるところが大きく、いくら努力しても強くならないものもいれば、すぐに強くなってしまうものもいる
・ほぼ一撃必殺であり、常人なら一撃で死んでしまうし、能力者同士でも当たれば致命傷を負う(登場人物のほとんどが一撃で死んでいる)
・覚えるにはショックを与えて一瞬で起こす方法と、念の存在をゆっくり感じ取りながら1月ほどかける方法の2種類があるようだが、通常はゆっくり起こすらしい。これは念は危険性が高く、突然手に入れては身を滅ぼすためと思われる                                                                                                                         といったところです。

さまざまな能力は見ていて楽しいものです。ほとんどが戦闘のための能力ですが、たまにぜんぜん戦いに関係ない愉快な能力も登場します。最近はクラピカとレオリオが出てこなくてさびしいです・・・。
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