アイコンスペース☆プロジェクト軌跡〜その2〜

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2002年8月3日  屋根工事体験

指導者:中村雅博氏(中村瓦店)  参加人数:68名

この日は、暑さを考えて、いつもより1時間早い朝8時に始まることになる。張りめぐらされた足場は絶好の遊び場と化す。 足場からの見晴らしは格別で現場に来たら登らずにはいられない。

〜瓦作業の軍手の意味〜
瓦に指紋を付けると油じみになるため軍手は必ずしなければならない。ところがK君は素手。「軍手はめなきゃ!」というスタッフに 「いやや!」「じゃ、やめなさい!」これを聞いたこの日の指導者の中村さん、瓦にK君の指紋を付けさせ「こうなると、ずっと残るんや。」 彼も納得。やっぱり頭ごなしは説得力無しであった。

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瓦の裏に自分の思いを書く。アイドルの名前からお経まで思いもさまざま。中には、表に書いたフトドキモノも・・・。

2002年8月5日〜11日、19日〜23日  内装(床・壁)工事体験

指導者:森島一郎氏、諸岡順衛氏(ステージはっぷう)  参加人数:のべ120名

指導者はいるけど、いつもの体験と違って自分で仕事を見つけて動くことにはじめは戸惑う子どもたち。ふざけすぎて 指導者の諸岡さんに一喝される場面も。床板の裏にもメッセージを書くが、なぜかやっぱり表にも。体験に来た子は端材を 使った工作にはまる。F君の作ったイスはその後長く現場で使われる。

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〜床の釘打ち事件〜
私たちは床板に釘を打つ場所を印してある通り、2か所打った。よくみるとほかは3か所。(ちなみに印は別のグループがした) 「でも、いいよね。止まってるし。」「ええことない!3つにはワケがある。まん中と両端を押さえるための3つになるんや!!」と 指導者の諸岡さん。かくしてその場所は釘が4つとなり、床板の3列は釘だらけとなってしまった。スペースに来たとき探してみて!

2002年8月21日日  第5回実行委員会
建築(トム・ソーヤ大作戦、ボランティア)の進行状況の確認をする。

2002年8月31日、9月1日  外壁塗装体験(ペンキ塗り)

指導者:浜北氏(浜北塗装)  参加人数:79名

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軌跡 足場はすっかり遊び場と化し、高所作業もヘッチャラ。養生(ペンキが窓などに付かないようにガードする)ペンキも 高い所は子どもにおまかせ。ペンキのバケツにバッタが飛び込み大騒ぎ。世にも珍しいミントブルーのバッタはその後 2日間現場で飼われて(?)いた。

「三重県青少年健全育成協働連携促進事業」の委託が決定しました!

2002年9月7日、8日  イタリア磨き、床・柱磨き体験

指導者:松木憲司氏(蒼築舎)  参加人数:84名

軌跡 イタリア磨きとは、しっくいと日本画の絵の具(顔料)をまぜ、化繊の軍手で磨いて大理石のように仕上げる手法のこと。 洗面所・トイレの壁を磨いてイタリアンな雰囲気に。一方A棟の床・柱はぬかなどで磨きジャパニーズな仕上げに。

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2002年9月28日  トムソーヤ体験者大バーベキュー大会

参加人数:100名

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なんとこれまでで最高の参加人数。食べ物の力恐るべし。しかし、火おこしに手間取って食べるまでにずいぶん時間が・・・。 笹川おやじ倶楽部の伊藤さん(ボランティアでも大活躍)から借りた焼き鳥機も出て夜店のような雰囲気。
内部は未完成なのでまだ使えないと何度言っても子どもたちは中でくつろいでいた。

NHK「スタジオパークからこんにちは」の番組の中でこのプロジェクトが紹介される。

軌跡 2002年10月11日〜14日  デッキづくり

ボランティアの方々のおかげで素晴らしいデッキができあがった。眺めは最高!

県の「市民活動ニュース」市の「NPOニュース」に掲載される。

子ども情報誌『るーぷる』3号に大特集として掲載される。

2002年10月17日  第3回全体会
新スペース完成とオープンハウスにむけてとこれからの事業について話し合う。

2002年10月20日  バーベキュー炉づくり
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指導者:広瀬俊治氏
参加人数:35名

自宅の庭に炉を作った経験のあるお父さんと指導者に、まずはみんなで耐火煉瓦をバケツリレー。 炉を作る場所まで運び、煉瓦についている汚れを取ることから始まった。 セメントをこね、レンガを積み上げる。水平器を使って、水平をとる作業に子どもたちも挑戦した。

2002年10月24日、25日  オープンハウス
秋晴れのもと、ご近所の皆さんはじめ、地域の皆さんにお披露目の2日間。当日、たくさんの花と木の匂いに包まれて、 それはステキなカフェに大変身。おいしい手作りお菓子とコーヒーに時のたつのも忘れ、皆さんくつろいでくださった様子。

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2002年11月22日、23日  スペース☆キャンプ
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参加人数:43名

「自分たちが建てた場所に泊まりたい。」トム・ソーヤ参加者の多くの声で実現したスペース☆キャンプ。 晩ごはんはカレー。火の番、野菜の準備、飯ごうでの炊飯と作業の分担もスムーズ。調子に乗って材料を切りすぎて 水が入らないほど野菜だらけになり、あわてる。三重大の学生さんが2人、ボランティアとして参加し、夜は トランプなどで盛り上げる。翌朝タヌキ発見!数人で追いかけるが逃げられる。